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国が違うとカルチャーも違います。日本国内でも隣の県とでは違うし、隣の家とでも違うはずです。 そこでオーストラリアの一般的なカルチャーの違いをこのページで綴って参ることにします。 今回は遺言書についてです。 何故、遺言書が必要なのか? 幾ら親を疎んじても、疎外視してもくれる物はくれる。 オーストラリアで住み始めて気が付いたのですが、隣人も親切で若い人たちが私達老人を大切にしてくれます。 一昔前、友人の子供が一夜で大金持ちになりました。友人は市の水道課長。それなりの資産も所得もある人ですが、その日から彼の子供が彼の数倍の資産家になったのです。 最近、ホテル王が亡くなり、飼い犬に多大な財産を相続させ、3人の孫の内1人だけに億の財産を譲り、他の二人にはゼロ。しかも遺言書に「貰えない訳は考えたら判るでしょう」と書かれていたとか聞きました。 だからオーストラリアでは独居老人が死後、白骨死体で発見されたなんてニュースは有りません。 皆さん、日本でもこの遺言書を書くことをお勧めします。 遺言書を書く時点で、現在自分の財産がどれほど有るのかと言う計算も出来ます。だから遺言書は1回だけしか書くものでは有りません。自分の環境が変れば書きますし、毎年、決まった時期に財産チェックを兼ねて書く人もおられます。 何故かと言いますと、一番新しい遺言書が最終効力を持つもので、過去に書いた遺言書は新しい物を書いた時点で無効になるからなのです。いわゆる遺言書の変更とか書き換えなんてものは必要ないのです。 それなりの方々がWill(遺言書)を書くカルチャーに変わると、若者達が疎外視する事も無くなるでしょう。家族から疎まれる事も無くなるでしょう。子供たちもお爺ちゃんお婆ちゃんを大事にするようになるでしょう。 遺言書と言う言葉が嫌ならウイルで良いじゃないですか。 ☆ 遺言書と遺書☆ 日本語では遺言書と遺書とがよく混同されて考えられていますが英語では共に「Will」と言います。 さてオーストラリアの遺言書ですが、これも同じように法的な規定があります。 日本の平和の為に『ウイル』を書こう。
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