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ゴールドコースト Today

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ワーキングホリデー駆け込み寺

go州記!! オーストラリア一周旅行記


 これから続く文章は旅行記録的なものです。たぶんに自己没入型におちいり、面白さには欠けるでしょうが、もしあなたが同じ区間を旅するならば少しでも参考になるだろうと書き記します。

 ゴールドコーストのわたくしの家には若者達がよく集う。
 年齢が親子程も違うのだから話が合う訳でも無い筈。
しいて言えば、わたくしが独り身という気安さだけなのかもしれません。

 なかでも昨年前半に部屋を貸してたBen君が豪州一周すると言い行動に移しました。
そこまでは良かったのですが、資金難を理由にケアンズまで行ってUターンして帰ってきました。
 続いてチンク君が数ヶ月同居して後、友人と共に豪州半周の旅に出かけました。
 それ以前にもわたくしの知っている多くの若者達が一周ないし半周の旅へと出た。



 普段は農耕民族の様に一所懸命と言った趣で外出を避僻するタイプの人間であるわたくしなのに、いつの間にか感化されていたのだろう。
  家を売った資金もあるし、一時期は世界の遺跡巡りを一年間をかけてやろうかなとも考えました。

  待てよ、世界の空路はかなりな場面で不安要素が高まって居る時期でもあるし、考えたら重い荷物を持っての一人旅は体力を必要とします。
今からもう少し体力を増強する努力をして、時期をずらせた方が良いのでは無いだろうか。
 更に、世界旅行に同行を希望していた若者も都合で参加出来ないとの返事もあった事だし、いっその事、半年くらいかけて車で廻るオーストラリア一周の旅なら無理は無いだろう。



  オーストラリアの八月は真冬です。
 冬期の出発なので赤道に近い方向から走り出せば、夏場になると南側の南極に近い方を走行する事になる訳です。
 気候的にも快適に一周出来るだろうと考え、早速、善は急げと、行程表なる物を作成し始めました。

 ゴールドコーストを起点にマッカイケアンズタウンズビルチャーターズタワーズヒュンデンリッチモンドマウントアイサダーウインブルームカーナボンパースエスペランスポートオーガスタまで行って、そこから北上し、クーパーピディイエアーズロックへと行った後、アデレードまで引き返す。
 以後、メルボルンキャンベラシドニーと走りゴールドコーストまで帰着する。いわゆる反時計方向で一周すると言うコースを考えたのでした。


 単なる物見遊山で旅を終えるのはむなしい。何かを目的、目標としなくてはと無い頭を絞って考え羅列してみました。

第一の目的は、無事にオーストラリア全州を完走する事。
第二の目的は、全州にあるワイナリーをくまなく探訪する事。
第三の目的は、化石の採掘現場に専門家と同行する事と個人で探索する事。
第四の目的は、普段あまり使わない英語力の検定と研鑚。
第五の目的は、全州にあるスピードレースサーキットで走る事。
第六の目的には、南極大陸と豪州との分断面を確認する事。
の六項目を考えた。

 年齢より遙かに若い考え方を持っているわたくしは、更に細かい計画を練って目的に向かって夢を膨らませ出発の日を数えていました。
 それにしてもデスクワークと口だけの仕事しかしていなかったわたくしは、TV番組でもスポーツになると別のチャンネルに切り替える程、体育会系の事は一切やらず、体力は同年代の一般の人と比べても劣る感じなのに、やる時にはやるものです。
自意識向上の為の叫び!



旅には必ず始まりと終わりがある。
人それぞれの人生と同じだ。
朝日の出と共に生まれた一日の物語は夜には終焉を迎え、
その疲れた身体を未知の土地で横たえる。


 しかしわわたくしの旅には一日一日の終わりはありません、わたくしの一日には全く退屈な日も有り、興味に満ち満ちた日も有ります。
前者の日には興味を探し出す事に全勢力を傾けるし、後者の一日には終わりが無く延々と続く事がある。
 その終わりは興味が満たされた時か、うせてしまった時だ。
 しかるにわたくしの旅には変化が多すぎて、必然的に一人旅になってしまう。
 孤独は嫌だと言う人も居るが、たまには誰にも干渉されず、自由を謳歌出来る。いいものだよ。


 そこには屈託の無い、のびのびとした明るさ、平和で安息な時間がたっぷりと、しかもゆっくりと流れる。

色々なハプニングは旅行に付き物です。
大いに笑ってください。



老人の一人旅珍道中始まりはじまり〜〜


いよいよ出発日。

 8月25日。オーストラリア周遊珍道中一人旅の出発日が遂に来ました!
 小学生が遠足の朝を待ち望む様に、数週間前から道路地図をかき集めたり、車に貼るステッカーを自分のコンピューターで製作したりと、結構楽しく準備を進め、あっと言う間の数週間でした。

 午前中で引越しと、それに伴うもろもろの作業を終え、多少スタートが遅くなったけれど出発地点に立った。

 ゴールドコースト(Gold Coast)を離れ北向きにケアンズ方向を目指しひたすら走り続けます。
がんばれ!挫折などするな!

 当初出発日を9月1日と決めて準備作業を進めていましたが、段取りを終えると矢も楯もたまらず走り出したくて仕方が無い。
これは死ぬまで直らないわたくしの欠点でもあり、長所でもあります。
いわゆる無計画の計画を実行するタイプです・・・。

 出発が昼をゆうに過ぎてしまい、最初から第1泊目の宿泊予定地変更です!
 クイーンズランド州はベース基地なので、計画では一気に走り抜けるつもりで、初日はゴールドコーストのサーファーズパラダイスから北へ1100kmのマッカイにと決めていたのですが、400km程度走った所のジンピー(Gympie)と言う街に宿泊を決めました。
 わたくしは以前にもこの町に宿泊し、観光した事があります。
 150年程前に金鉱脈を発見し以後現在もその採掘は継続している街です。
 国道1号線沿いには古い鉱山生活を再現した博物館もあり、昔の鉄道駅まであり、結構楽しめた町でした。

 翌朝、早々に目的地のマッカイ(Mackay)へ向けて走行開始。
 ハービーベイ(Herney Bay)を右手に見て、、、本来の観光者ならまず立ち寄る所でしょうが、わたくしに海は馴染まない。
とりあえずは予定走行総距離45000kmを少しでも消化しておかなければと言う気持ちが優先し、寄り道も断念して先を急ぎます。

 60km程進んだ所で右に道をとるとバンダバーグ (Bundaberg)。昔、ちょっとした仕事の為に飛行機で来た事があります。
精糖会社の大元締め見たいな街です。勿論、ラム酒でも有名です!
う〜ラム酒〜いやいや寄り道はやめよう、、酒ならどこでも買える。

 なんて事を考えながら先を急ぐとチルダー(Childers)の街へ入りました。
 この町は前回の旅行で通過した日にバックパッカーの宿が放火で焼かれ
日本人一人を含む数人が死亡したと言う記憶があります。
 でも今回通過した段階では建て直したのか現場がどこだったか判らなかった。
 前回の旅行を終えた段階でわたくしがその事を話した人が、アリバイが無くて放火犯人と疑われるから言うなと口止めされたのを思い出しました。
結構こじんまりとした綺麗な街です。

 グラッドストーン(Gladstone)を過ぎてロックハンプトン (Rockhampton)へ入りました。
 ここから西へ延びる国道六十六号線を走れば恐竜の街ウイントンへの近道なんだけれど、、後の楽しみ、楽しみ。
 海岸線に入ると確か指宿観光だったっけが開発しているリゾートがあるはずだけれど、とりあえず後350kmを稼ぐと第一の目的地マッカイだから、燃料補給だけで北上を再開。

 ロックハンプトン(Rockhampton)を過ぎてからマッカイ(Mackay)までの間は鉄道が平行して走っています。
途中、道路が右に左に線路と交差しながら並行に走っています。
 気が付いたのですが、ちょこっと現地の人には失礼かも知れないが、こんなに田舎なのに電化されていました。
 途中長い長い列車と数回対向しました。石炭を運んでいたり、コンテナ列車だったりで、客車は見ませんでした。
まぁ人口が少ないので仕方がないのかも知れません。
 しかし、やはり国際輸出港を持っているだけあって、石炭やコンテナなどの多いこと。
 200km程を走った所から右手に太平洋が望める様になりました。
 今までずっと山の中と言うかサトウキビ畑の中ばかりを走行していたのですごく気持ちが安らぎます。

 大地と大海。共に人間や動物たちの原点だ。
心が安らぐのはその性かも知れない。

 マッカイ(Mackay)に到着したのは夕方六時。とりあえず国道添いのモーテルに入りました。
 5年ほど前にクイーンズランド州の北のはずれで四国と同じ程の広さの土地を持っている友人と会おうと言うことで、真ん中のこの街にわたくしは飛行機で、彼は自分の100フィートもあるヨットで来て会った所です。



マッカイの港の横にある住宅群                  マッカイの港から見た南太平洋

 気候もいいので少し探索する事にして3泊しました。かと言って海には行かず、山と大学へ足を運んだだけ、、、
そうそう、インターネットカフェを探したら2軒ありましたが日本語を打てる所はありませんでした。

 マッカイ(Mackay)からケアンズ(Cairns)までは地図上で確認すると740km。一日での走行距離ではまずもって問題はありません。
 しかし、タウンズビルで一日だけでも歩を停めると言う事も頭を過ぎった。まぁ予定は未定で、出たとこ勝負で気に入れば一泊するし、興味が無ければ通過です。
 とりあえず早朝7時にモーテルの事務所が開くのを待って支払いを済ませ、朝食を摂って出立。

 プロスパイン(Proserpine)を過ぎボウエン(Bowen)に近づく頃から右に太平洋が広がります。やはり気持ちが和む。

 走行距離が300kmを過ぎた頃Ayrと言う町に入りました。結構大きな街でした。丁度昼時。
 町の名前が読めない。最初アヤーかなと思って話していても通じない、横にいた子供連れのお母さんに聞きました。エヤーと発音するそうです。

 タウンズビル(Townsville)に着きました。やはり北クイーンズランド州の州都と標榜しているだけあって大きな街です。
 少し町中をドライブしたが興味を引く物が無い。後300kmと少しでケアンズだし、どうせ西向き走行になるときには又この街へと帰って来なくてはならないのだからと考えて一路ケアンズを目指す事にしました。

 タウンズビル(Townsville)からはインガム(Ingham)、タリー (Tully)、イニスフェイル(Innisfail)、ゴードンベイル (Gordonvale)、ケアンズ(Cairns)と大きな町が地図上には示されていましたが、それぞれ田舎の町と言った感じで感銘を受ける物は余り無かった。
 まぁ、普通の人ならビーチへと立ち寄ったりしてそれなりに感銘を受けるところだろうが、やはりわたくしは特殊人間かも知れません。
 
 左にケアンズ富士(わたくしの命名、オーストラリアでは珍しい山型)を見ながら
ケアンズ(Cairns)へと入りました。
 

以後本格的な旅行記録の開始です。
色々なハプニングをお楽しみ下さい。

ケアンズ編に続く


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