☆更新ニュース☆ オーストラリア巨大像写真集が出来ました。写真集からお楽しみください。オーストラリア一周旅行記をより詳しくリニューワル致しております。町の写真などもふんだんに加えておりますのでお楽しみください。医療情報も更に更新。医療制度の違い紹介ページも出来ました。！！！☆☆☆

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ヒュンデンの町

リッチモンドの町

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go州記!! オーストラリア一周旅行記

ヒュンデンからマウントアイサ編

　ヒュンデンの町へと入った。
チャーターズタワーズで見た町のパンフレットにダイナソアステーキと言うのがメニューに書いてあったので食べてみようと思っていたが、道路上のカンガルーの死体に群がってついばんでいるカラス群を数限りなく見てきたわたくしは全く食欲を無くしていた。

　一応燃料を満タンにして宿をとろうと町中を走り廻ったが期待が大き過ぎたのか、どうもしっくりこない。
　人口は１５００人と言うのに町には人がいない。
　フリンダース郡の中心の町、九州と同じ程の面積を持つ大きな町と聞いていたので期待をしてきたのが悪かった。
　何も無い所を走破して来てオアシスを期待したのが、町へと入ってから砂埃にまみれた汚らしさが目に付く。

ヒュンデンの町中に立つマタブラサウルス

　とりあえずインフォメーションセンターへと行って資料を貰った。
　センターの奥が博物館となっていてマタブラサウルスの骨のレプリカが展示されていた。

ヒュンデンの博物館にて

　早速化石等を写真に納め、宿を探してもらおうと受付で話したら自分で探せと言われた。ここは不親切だ。
　携帯電話も使えない所なのでやむなく車で走り回り１軒目に入った。
　建物がプレハブ小屋を寄せ集めベランダでつないでいるモーテル。名前は凄く由緒有る感じだった。でも忘れた。
　２軒目はバーの上に有る安宿。

　それで、この町を諦めて次の町に期待を寄せて、クロノサウルスの産地、リッチモンドへと車を走らせた。
　もう、１２０キロメートル程度の距離は全く気にならなくなっている。

ヒュンデンからリッチモンドまでの道

　　何の変化も無い国道６号線を走り続けリッチモンドの町へ入った。

　この町へと入る手前からクロノサウルスの看板が有ったり、町の入り口は花で飾られているウエルカム看板が有ったりで、先のヒュンデンの町とは全く様相が違う。
　美しい、これこそオアシスだと思った。

リッチモンドへ入る手前の看板

　早速インフォメーションセンターへと行った。
　この建物も美しく玄関ではコンクリート製のクロノサウルスが迎えてくれる。色々と資料とパンフレットを貰い、まずはカプチーノ休憩。

リッチモンドの博物館にて

　　博物館の入場料が１１ドルと言うので、残る３０分では勿体ないから明日もう一度来る事にして宿探しを頼んだ。

　　道路向かいのアンモナイトインと言う名の新しいモーテルに入った。この町では一番高いと言うモーテルだった。
　新築後２年と言う部屋は清潔で広さも充分。ただ国道に面している部屋だったのでたまに通過するロードトレイン等の騒音が多少気になった。
　夕食はモーテルに付随するレストランで、久し振りに火が入った料理だ。カントリーだからやはりステーキがうまい。
　先のヒュンデンではダイナソアステーキと言うのがメニューに有るそうだが、ここではアンモナイトステーキと言うのがメニューに有った。聞くとラム肉だそうだ。だったらダイナソアステーキはやはりラムか牛肉だろう。

　　翌日、博物館で午前中総てを費やした。何しろ凄い。この地区は化石の宝庫だと確信しました。
　そこで、ホッシキングサイトと言うのが有って勝手に掘っても良いよと聞いたので地図を貰って走った。

　ある有る、、、、、幾らでも、、化石が。

　現地の看板には一人一個までは持ち帰ってもよろしいと書かれている。でも管理人も誰もいない。

　大きな大きな穴の中で一人でコツコツと墓荒らし。
２時間も掘ってると手に持ちきれない程の化石が集まった。
そこへヘリコプターが超低空飛行で飛んだので、これはまずいと化石を車に放り込みそそくさと現場を離れた。
　以後マウントアイサを目指してひたすら走る。

　牛が国道上をゆっくりと歩いている。

今度は団体さんだ。次は１頭だけ。
一瞬ここはインドか！
牛に注意の看板が至る所に有る。

　　地平線の彼方にも点にしか見えないが牛がちらほら。
雨量が少ないので地域によれば５０００坪程度に牛が１頭飼育されている勘定だそうだ。
この国の牛は贅沢な住環境だ。フラストレーションなど全く無いだろう。
　所々にトラックに跳ね飛ばされた牛の死骸が横たわっている。
　カンガルーの死骸など５００メートル間隔でゴロゴロしている。

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