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ゴールドコースト Today

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go州記!! オーストラリア一周旅行記



カーナボンからパース編
 いよいよ地球創世記の生物、ストラマトライトが近づいてきた。
 あっ、違ったわたくしの方が近づいているんだった。
 カーナボンから約200kmのオーバーランダーロードハウスから右折して大きな半島が二つある、
その切れ間の内海に約35億年も生き続けている生物が見られる。
 場所はハミリンプール
 プールと言ってもたぶん瀬戸内海より広いんじゃ無いかな。
内海と言う意味かな。
 そこで旺文社のコンプリヘンシブ英和辞典を広げてみた。

Pool;
1、水たまり、小さな池。
2,ため池、貯水池。
3(川の中などの)よど、ふち。
4,=スイミングプール。
5,油(天然ガス)層。

 別項目では、
1,生産者連合、企業連合。
2,合同資本、共同投資、
等々記されておりますが、的確な翻訳は無い様です。
強いて言えば水たまりかな。
それにしても大きな水たまりだ。まぁ大きな海から見れば小さな水たまりなのかも。
 
途中ウーラメルロードハウスがあった。
ここは新築したのかと思うほどきれいな所だった。地図上に既に記載されているのだからリノベーションだろう。
わたくしは右折する角にオーバーランダーロードハウスが有るのでと通過してしまった。
燃料は95.8セントと書かれていた。
 
 オーバーランダーロードハウスに到着した。
燃料補給と食糧補給。
 何と燃料代が10セントも高い。失敗したなぁ、先の所で入れて来るんだった。
変なところでケチるわたくしです。

 いよいよ国道一号線から離れペロン半島へと入る。
風景は今までと大差はないが、地平線の向こうに海が有るのかな、うっすらと陽炎見たいに海が見える・・・気がする。

 オーストラリア周遊で走行中に海が見られるのは、ほんの数回。
 少し気持ちが和む。

地図を見ると二つの半島の手前の湾が見えているのだろう。
一口に湾と言っても対岸が見えない程の距離が有りそう。
 でも名称はハミリンプールだ。

 ロードハウスから25km程入った段階で海が見え始めた。
それまでの間大きな船を後ろに引っ張って走っている対向車に度々逢う。
 海が見え始めてすぐの所にハミリンプールと標識があった。右折。

 その道路は数キロでテレグラムキャラバンパークに突き当たる。
そこで左に未舗装のわだちがくっきりと判る様な道らしき物が有る。これかなと左折。
勿論デコボコ道だが問題は無さそう。
 何と大繁盛です。
ハミリンプールと書かれている駐車場にはキャラバンカーが20台程、乗用車4WD車合わせて20台程がデンと停まっている。

とりあえず愛車を片隅に停め、案内版へ。
 何しろ実物を見るのは初めてなので、初恋の人に逢う見たいな気持ちで胸ドキドキ。
 ところで初恋って有ったのかなぁ。


35億年前から酸素を今でも吐き出しているストラマトライト

 ここのストラマトライトは35億年前から生存していると書かれている。
 バクテリアの一種だと看板には書かれているが・・・・まずはお目にかかって・・・

 プールと言う名前なのに遊泳禁止と書かれていた。
案内板の前でパースから来たと言う夫婦と仲良くなって、地図の通り一緒に廻ることにした。
それにしてもここの水は綺麗だ。本当に綺麗だ。
 先日行ったグレートバリアリーフなんかここに比べたら濁り水です。

   ストラマトライトは桟橋状に造られた観光ルートで説明版を見ながら鑑賞出来る
やはり世界遺産だけあって、それなりに整備がなされています。
 死滅した部分は固く石の様になっていて、見た感じ荒い壊れた舗装道路と言った状態だった。
 しかし、生きている部分では頭の方は結構柔らかそうだ。
海水に浸かっている部分の下の方からは息をしている証拠に酸素の泡が出ている。
 この酸素が地球の大気圏を形勢したのだ。塵も積もれば山となる。泡も年月で大気圏となる。

デジカメのバッテリーが切れたので次を目指すことにした。

ビラーボンロードハウス前を通過した。ここはモーテルまで併設されてインターネットカフェの看板まである。
 だけど携帯電話は使えなかった。

 ジェラルトンの町に近づくにつれ草花に彩りが加わる。
 全面黄色だとか白色の畑が見えた。黄色はたぶんカノーラだろう。白色は何だろうか。
 しばらく走ると道路を除く地球総てを緑の絨毯で敷き詰めた様な景色になった。
 畑の方へと車を滑らせ、車から降りて見てみた。
 大麦だった。地平線の向こうまで大麦畑だ。
 もう実も完全に固まり、2〜3ヶ月で刈り取り時期の雰囲気。

 国道沿いにファームステイの看板が幾つも見受けられた。
 なるほどこうやって人件費を浮かせているんだ。
 ラベンダーを植えたり、ブドウ畑まで見られる様になった。

 国道沿いに農家の売り物が出ていた。 金額は書かれていなかったが185エーカー(23万坪)の土地付きとの事だった。

 ノーサンプトン(Northampton)の町に着いた。
個人経営のインフォメーションセンターがあったので入って聞くと、このあたりは暑くて米は出来ないと言う。
このおばさん、あまりお米の事を知らないな。
 水が無いから出来ないと言うなら判るが暑いから出来ないって事は無い。おばさんと言い合っても仕方がないので パンフレットと野草のトランプカードを買って20ドルを払った。

 ジェラルトン(Geraldton)の町に入った。結構大きな街だった。
 燃料を補給した店で聞くと周辺人口を入れて3万人が住んでいるそうだ。
 土地の分譲看板が有ったので開発中の団地へと入った。
一区画300坪弱で47500ドルからの価格が書かれていた。最高値でも53000ドルだ。
 しかし街の中心部では至る所に空オフィスの看板があり、19ユニットのモーテルまで売りに出ていた。
 ビジネスはあまり奮ってはいないのかも知れない。

 又々、車の水温計が上昇したので、市役所の横でボンネットを開けて冷やしていると、 ジョンと言う名の19歳の車好きの男の子が近づいてきて色々と面倒を見てくれた。
 彼は斜め前の工場を指さして、プールサイドや日除けを必要とする所のセードを造っていると言う。
 エンジンも冷え、日没になったのでいっそこの町で宿泊しようかと考えた。
 1時間も英会話に付き合ってくれたので彼が興味を示していた車に取り付けてあった提灯をプレゼントした。
 今からどこへ行くんだと彼が聞いたので、ついパースと言ってしまった。
 道を聞くと彼は国道一号線まで先導してくれたので、そのままパースへ向かって走り始めてしまった。
 街を少し離れた所に海を眺められる丘を開発しての分譲地があった。
 インド洋が一望出来る所で一区画35000ドルから65000ドルだった。
 やっぱり西海岸は安いなぁ。ゴールドコーストが高すぎるのだ。

 このあたりは農業で成功しているのか素晴らしい家が目立つ。
 ライムストーンを積み上げた家で白色と赤色の石を組み合わせてうまくコントラストをつけている。
  二階建ての家が普通だが中には3階建て等もある。
 国道から自宅玄関まで2車線の道路を作っている家も有るし、国道から家までの2km程の間を植木で飾っていたりする。
 各区画は数十エーカーから数百エーカーもありそうだが、それぞれの家には国道沿いに門と塀が造られていて瀟洒な家が多い。 裕福な所だと思う。
 オリーブグローブなんて看板もあったからオリーブの産地なのだろうか。

 真夜中、車中仮眠を何度か繰り返した。
 何しろ寒い。
 その寒さで目覚めるのだが、本当に一昨日とは打って変わった気候条件だ。

パースに到着
 9月16日、午前5時17分。スワンバレーを通過した。
 ワイナリーの街で、両サイドにブドウ園などが見られるが、まだ日が昇らないので真っ暗。
 ガソリンスタンドでソーセージを食べて燃料を満タンにして市内地図を買ったらコーヒーを無料で供してくれたので、 厚かましく2杯も飲んだら目が醒め、本来の調子を取り戻せた。後40km程だから、このままミッドランドからパースへと入る事としました。
 救急車が燃料補給に入ってきた。こちらの救急車は緑色のチェック模様だった。
 5時30分になると東の空が明るくなって来ました。

 買った地図をコーヒーを飲みながら眺めて頭にたたき込んだから、順調にパースの街まで走れた。
 パースの街までの道はミスティだった。
 霧にむせぶ中パースの町中へ入った。本当に久し振りの高層ビル群の中の走行だ。
 州政府裏側のスワン川沿いにある有料駐車場へと車を停め、街中の早朝散歩をした。
 カフェテラスでコーヒーを飲んで気持ちを引き締め、車の修理などがあるし、 腰痛が始まったから少し滞在期間を考え、モーテルで価格交渉をした。
 一ヶ月滞在で2100ドルまでしか落ちてこない。
 そこで不動産屋へと足を運んだ。
 購入を前提条件として一ヶ月滞在と話しをしたら、所有者に会わせてくれ、話しがトントンと進んだ。
 でもとりあえずはホテル住まいを3日間経験です。


以後はパースでの稿に続く

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