header photo ☆更新ニュース☆ オーストラリア巨大像写真集が出来ました。写真集からお楽しみください。オーストラリア一周旅行記をより詳しくリニューワル致しております。町の写真などもふんだんに加えておりますのでお楽しみください。医療情報も更に更新。医療制度の違い紹介ページも出来ました。!!!☆☆☆

ゴールドコースト Today

since: June 1989 サイト開設30周年!!
ワーキングホリデー駆け込み寺











































ウーメラの町全体が博物館
3月23日(AAP News)
南豪ウーメラで米豪共同HIFiRE計画極超音速飛行実験
  ウーメラで米豪共同極超音速飛行実験が実施された。
 3月22日付で連邦政府のグレッグ・コンベー国防科学担当大臣が、「SA州ウーメラの実験場で豪米の科学者が、極超音速飛行実験を実施、無人実験飛行機をマッハ5.5以上で飛ばすことに成功した」と発表した
(訳注:マッハは音速を基準にした単位。音速は摂氏20度で300m/s、マッハ5.5は5940km/h。現在就航中のジェット旅客機は10km-12kmの高度を1000km/h弱で巡航する)。

今回発表された実験は、10回予定されている実験の2回目で、Australian Defence Science and Technology Organisation (DSTO)とUS Air Force Research Laboratoryの共同計画HIFiREプログラム。
 大臣は、「今日の飛行実験は、極超音速飛行機エンジン設計開発に向けて、基礎データを集める実験計画推進の上で大きな役割を果たした」と語っている。
極超音速飛行(hypersonic flight)とはマッハ5からマッハ10の速度での飛行を意味する。

豪米共同プログラムは、「Hypersonic International Flight Research Experimentation (HIFiRE)」と名付けられており、この速度帯での基礎科学を発展させ、次世代航空機開発の基礎にしようとするもの。
 コンベー大臣は、「オーストラリアはこの分野の研究で世界の最前線に立っており、将来は国際的な航空輸送と経済効率の高い宇宙利用を可能にする。また、オーストラリアの広大な土地で、通信衛星の経済効率の高い打ち上げを可能にするかも知れない」と語っている。
 実験では、実験航空機をロケットに搭載、大気圏中もっとも外側の熱圏と呼ばれる高度の200kmに打ち上げ、ロケットから切り離された実験機が地上に向けて降下する際にエンジンで極超音速を実現した。
 (訳注:日本の科学機関もウーメラでスクラム・ジェット機実験をしたが、scram jetはマッハ5未満の超音速supersonicで飛行するエンジン。この種の航空機は燃料に炭化水素ではなく、水素を使う)。

go州記!! オーストラリア一周旅行記



パースからアリススプリングス編 A
 マデューラ(Madura)を過ぎた頃から下り坂になります。以後約200km程の間は下の平原を走行。

  左側はずーと古いクリフが連なる。このクリフの名前はWYLIE SCARPです。これが最初に南極大陸と豪州大陸が分かれた時の証明です。

 マンドラビラ(Mundrabilla)で燃料補給。
ここはモーテル、レストラン、ガソリンスタンドが在っただけで、経営しているのが3人のバイキーギャングみたいな男だけだった。
  この千数百kmの間の人口は何人だろうと考えた。ちょっとタバコを買いに行くのに数百kmを走って、、、あぁ住みたくない!

 ユークラ(Eucla)の手前15kmほどの所から正面に新しいクリフが 見え始めました。
  眼前に白く銀色にまばゆい程に輝く大地の盛り上がりが出現した時には、これが砂丘かと、何度も自問した。
 生まれて初めて見る砂丘です。
何をおいても近くに寄って見なくてはとの思いに駆られ、アクセルを踏む足に一段と力がこもるのを禁じ得なかった。

  ユークラの町へ入る手前で元の古いクリフへと、登り坂になる、坂を登り切ったところがユークラの町です。

とりあえずユークラ国立公園へと入りました。サンドRUINSというのがあります。
元のユークラの町が白砂に埋もれている廃墟です。

 
廃墟となった元のユークラの町 
  砂丘だ!砂丘探索にはコンパスも車の中だし、、廃虚にたたずんでいたわたくしに、車で生活しているという男性が話し掛けて来た。
ここが元の電信局だったそうです。
 とりあえず近くのモーテルに投宿することにしました。

 100人程度が住む町にMETEOLOGY STATIONがありました。
いん石がMETEORITEだからてっきりいん石観測所だと思って訪問したわたくし。
まったく話が噛み合わず、単語を紙に書いてわたくしの大きな誤解だと説明を受けました。
まいった。気象観測所だった。
  でもジョシィウァ君は結構親切に気象についてを教えてくれましたよ。

 以後、コンパスと水などを持って再度砂丘にチャレンジ。幅は何kmも有るが奥行きは2km程でした。
 砂丘の中程を赤いシャツを着たアベックが前を進んでいます。見失わない様に進んだらビーチへと出ました。 南極海の水に足をつけた。やはり氷水の様に冷たかった。
 
帰路、砂丘の平地部分に咲くカラフルなつくしみたいな植物を撮影しました。
 やや方向を失った様なので、コンパスを頼りに先に見た廃墟の方へと進みました。砂にうずもれた廃墟を2個所見つけたので写真を撮った。 先ほどの廃墟が電信所でこれらはその住居だったのでしょう。

 モーテルに帰りビール2本と夕食。部屋ではTVも2チャンネルしか映らず、スポーツ番組をやっているチャンネルは音声だけ。
モーテル内に別棟で博物館があったので見物に行ったら頭蓋骨そのものがデンと置かれています。
何の動物の頭蓋骨だろうと横にいる観光客に聞いたがわからないと言う。
別棟の受付まで行って聞いたがオーナーが集めているだけなのでわからないそうだ。仕方なく紙とペンを持ってスケッチをしてた。

 以後部屋ではすることがないので車に積んでいたワイン一本を飲んだら酔っ払って寝てしまった。

 AM5時半起床。しかしここはSBSが映らない所なので日本語ニュースが見られない。
外は厚い雲で覆われている。寒い。しかも突風が吹いています。
 仕方なく今夜も滞在する事にして受け付けへ。
ついでにレストランで玉子2ヶ、ベーコン2枚、トースト2枚、トマト2枚で10ドル50セントとカプチーノで朝食。
なすべき事も無いし、とりあえず確認の為にと西オーストラリア州と南オーストラリア州のボーダーを超えてクリフの 写真を撮りに行ったが、風が強すぎてクリフの上で飛ばされそうになりモーテルまで逃げ帰って来ました。
 以後タイヤ交換をしたり日記などをまとめ書きして一日中うろうろ。

 翌朝、7時半、燃料を満タンにして南オーストラリア州へと向かいました。
昨日と違って青空。太陽サンサン!風もそんなに無い。両サイドは緑が香る。


南オーストラリア州との境界点では検疫検査所は無かった

 でもやはりクリフの上は風が強い。
昨日の様に突風が無いので先端50cm程手前まで行って撮影することが出来ました。
しかし恐ろしい、高所恐怖症だったのを思い出しました。
 ゴンドワナ大陸とオーストラリア大陸の45myaの第一次分離と28myaの第二次分離の合流点も撮影しました。
南極海の水はうつくしい。全く汚染されていない赤ちゃんの様だ。

 ユークラからヌーラバまでの150kmの間にはカメラマークの展望台が5ヶ所程あり、それぞれ違った顔のクリフが見られます。
 三番目の展望台では地層に沿って割れたと言った感じのクリフだった。


ゴンドワナ大陸が南極とオーストラリアが分離した痕跡、南極海
 

 ヌーラバまで109kmの地点でのクリフが一番よかった。
でも55km地点でのクリフでは、アンダーカットクリフと言うのが有るから、あまり先端までは行かない方が良いと注意書きがあった。
オーバーハングしている先端が崩れる可能性があるそうです。

 
 現地時間で11時05分、ヌーラバの町へ着いた。
 国道沿いにロードハウスがあり、500m程離れて一軒家があり1km程内陸に入った方にもう一軒家があるだけでした。

  地図上ではヌーラバより小さく書かれているペノングという町に着いた。
でもここは20軒程の家並みが国道沿いにあり、漁港まであった。
サンドウイッチとコーヒーを注文し食料補給と燃料補給をしただけで一路セデューナを目指しました。

 セデューナまで途中には人口数人と言う感じの町がいくつかあった。
セデューナへと入る手前に左に山が張り出し、右に海と言った関所に最適な地形がある。闕所と言うものだろう。
そこにうまい具合に検疫所が作られています。

 関所の番人に近辺で栽培されている植物は何かと尋ねると大麦だとのこと。
話好きなおじさんで裏側で咲いてる黄色いのはカノーラ(菜種)で、少しは大麦も栽培しているよ、、、
 わたくしの車の後ろに2台も並んでいるのに話しは尽きない。
話しが途切れた時、わたくしの車に貼り付けている地図ステッカーを見て、これはどこで売っているのかとか、、話しはまだまだ続く。
 仕事しろ!
 でも最後にはトランクも開け、助手席の食料品などのチェックは一応した。


 そこからはもうセデューナの町。 でも日曜日だったので、町には人がいない。パトカーが一台走っていただけ。
  酒屋を見つけたので缶ビールを二本買った。パースからはウイスキーばかりだったのでたまにはビールも飲みたい。ウイスキーだと口の中に香りが残り、飲酒しながらの運転を隠す事が難しいし。この国の大陸道路を走っているトラック運転手の70%がマリワナ喫煙者だと言うのもわかる気がする。飲酒、居眠り、マリワナと三拍子揃った交通事情だ。まぁ気を付けて走るに越したことはない。
 先日もトレーラーが横転して火災となり運転手が焼け死んだと言う事故があった。しかもその運転手は運転席のうしろの仮眠ベッドで眠っていたそうだ。いわゆる運転者無しの自動操縦トラック!事故も当たり前ですなぁ。
 本来ならこの町で一泊する予定だったが、案内板を見ても興味が湧く様な事象が見当たらない。 で、ポートオーガスタを目指す事に急遽変更。
 新旧の一号線が有る。バイパスを通ると300kmも距離が短縮できる!勿論、バイパスを選択。
 走行を始めて30分頃から見渡す限りの小麦畑。山も平地もすべてが緑の絨毯を敷き詰めた様な景色です。
 クンジェナと言う町が地図にある。大きなサイロと家が一軒有るだけだった。多分人口2人か5人ぐらいだろう。

 キンバと言う町の手前で仮眠しましたが寒くてどうしようもない。やはり山奥は寒い。

 アイアンノブと言う町の手前で愛車の走行距離メーターが99999kmと表示したので道路の真ん中で急停止。デジカメで記念撮影。

 ポートオーガスタ手前6km地点で3時から6時半まで爆睡! もう町も近いしと言うことで、貴重な残りの飲み水で歯を磨いて顔を洗ってドリップでコーヒーを沸かし、シャキッとしてポートオーガスタの町へと入りました。時間が早いので近くのGSで燃料を補給し、洗車もしました。
 9時になったのでインフォメーションセンターへと行き、おばさんに聞くと、ソーラーカーのこの町の通過は23日とのこと!えっ!わたくしの計算より早いじゃない。
 さかのぼって計算すると、本日の彼らの宿泊地はテナントクリークを過ぎてる事になる。 明日はもうアリススプリングスを超える計算になる。よし、こっちも駒を進めちゃえっと、食料品などをコールスで仕入れ北上開始。

 ピンバと言う町へ11時頃に到着。少し道はそれるがウーメラと言う町があります。御存じかも知れないが1967年に世界で4番目にオーストラリアが人工衛星を打ち上げた町です
 国道からは10km程入った所だからちょいと寄り道。
 なんとそこには軍部のミサイルやロケットが数多く展示されています。

ウーメラのミサイル展示場

 一時間程の寄り道で再度北上開始。
 途中国道の左右にすばらしく大きなソルトレーク群が見えました。
  少し早いが、昨日と合わせて1500kmも走行しているのでグレンダンボと言う町で宿泊しました。
 ホテルとGSと、レストラン、バーがあるだけのTVも2局しか映らない町。
 ソーラーカーのことを聞いても世界最速カーの事を聞いても知らん。愛想の悪い所です。
 翌早朝、車両チェックと身支度を終え、愛想の悪い宿を後にクーパーピディへ向かって北上開始。

クーパーピディ
 途中何の物語も無くクーパーピディへと到着し、とりあえずインフォメーションセンターへと車を走らせ、パンフや地図を入手。
 この町は世界でも有名なオパールの産地。 雨量は年間212mmしか降らない。しかも元々1億年前は海底下の土地であった関係上、 未だに土が塩を含んでいるから降った雨は地上に到達すると同時に真水が塩水に変わるそうだ。

 デッカーズドリームというアンダーグラウンド住宅を 見に行きました。愛想の悪いおっさん、入場料2ドルとパンフに書いてあるにも関わらず一人だから3ドルと言う。 でもまぁ遠いところ来たのだからと3ドル払って案内を乞うた。
 アンダーグラウンドと言うから竪穴式を想像していたもかかわらず、崖面に横穴を掘り前面は普通の住居の様に木造だ。でも奥は結構深くて5DK程もある。一番奥の部屋の天井に10cm程の直径で縦穴が掘られていた。そこから空が見える。聞くと観光客に深さを知らせる為の穴だそうだ。ちなみに6mとのこと。
 3ドルも入場料を支払ったのだから元を取らなくてはと話しを聞いた。
  最近日本人は全く来ない、日本は景気が悪いので銀行員も寝てるのじゃ無いかと言う。 だから今ではブラックオパールの産出額の90%は住み着いている中国人が買い占めているそうだ。
 市場価格で2000ドル程のオパールが無造作に並べられており900ドルと値札が付いていた。
  英会話のつもりで値切り交渉したが、なかなかしぶい。まぁこれと言う物を数点買い求めたら、急に愛想が良くなって自分の若かりし頃の写真を大きく映し出した絵葉書をくれた。こんなものいるか!

 続いてアンダーグラウンドポッテリーへも行きました。 こっちも愛想の悪い見るからにきつそうなおばさんが出てきましたので、クレイソイルがここでは発掘出来るのかと聞きますと「そんな物ここには無い、メルボルンから購入している」と言います。  作品もどこにでもある様な物ばかりなので早々に退散しました。
 興味が完全に失せてしまったのでアリススプリングスを目指し北上する事にして街の中を車で走っていますと、眼前をランクルの6輪車が走っています。なんとランクルのリムジンです。 それに釣られてレストランへと入りました。
  こんな車をトヨタが製造しているのかと聞きますと、自分で4輪駆動車を6輪駆動車にモディフィケーションしたのだと そのおじさんは言いました。世界に一台しか有りません、すごいの一言。ちょうどお昼なのでステーキサンドとコーヒーで昼食。 燃料を補給して再度北上開始。
 本当はここでも宿泊予定ではあったのだが、土ほこりの町で埃っぽくて、あの西部劇の汚い町に、マイニングの古い機械を加えた様な景色の町でしたし、しかも働かないアボリジニー達がうろうろという町だったからパス。
 とりあえずインディアンのパウだったかな?の感じがする、アリの砂山見たいなものや風景を写真に納め北上開始。
 後で聞いた事ですが、ソーラーカーでもこの町の前後30kmは停車しないそうです。
ほこりが部品の中に入り込むからだそうだ。通過地点にして正解でした。


上まで戻る 表紙に戻る 次ページ

ゴールドコースト
現在の気温と時刻
Click for Gold Coast Seaway, Queensland Forecast
天気はアイコンをクリック

旅行記メニュー
・・準備編
・・ゴールドコーストからマッカイ編
・・マッカイからケアンズ編
・・ケアンズ編@
・・ケアンズ編A
・・ケアンズ編B
・・ケアンズからチャーターズタワーズ編
・・チャーターズタワーズ編
・・チャーターズタワーズからヒュンデン編
・・ヒュンデンからマウントアイサ編
・・マウントアイサ編
・・マウントアイサからダーウイン編
・・ダーウインからブルーム編
・・ブルーム編
・・ブルームからカーナボン編
・・カーナボンからパース編
・・パース 生活@
・・パース 生活A
・・パース 生活B
・・パース 生活C
・・パース 生活D
・・パースからアリススプリングス編 @
・・パースからアリススプリングス編 A今あなたはここにいます。
・・アリススプリングスからアデレード編
・・アデレード生活@
・・アデレード生活A
・・アデレードからメルボルン編
・・メルボルンからキャンベラ、シドニー編
・・シドニーからゴールドコースト編
・・総集編(英会話編)(ハエ対策編)



☆お勧めサイト☆
オーストラリア・フルーツピッキング情報
































































































































































地下ホテルの内部



クーパーピディの風景


地下ポッテリー