■京都出身 藤田八起君の場合■
2007年10月頃にバンダバーグから内陸へ1時間入った所のチルダーズへと行きました。
仕事はズッキーニを中心にトマト、ピーチのピッキング。
それにマンダリンの剪定作業をほぼ週代わりでしました。
最初のズッキーニ農園は、丁度雨が多かった性で水を含んでしまい、あまりいい収穫が出来ずすぐに終わってしまいました。
最後の方は、その水を含んで腐ってしまったズッキーニをひたすら足で蹴って枝から切り離していました。(足痛!!)
ズッキーニは低い位置にあるので、始めの3日間ぐらいは腰が痛くて仕事になりませんでしたが、その後は慣れて痛みもやわらぎ楽しくできました。
前から働いている人に聞くとハイシーズンは多い人で一日300ドル近くかせいでたみたいです。
次にしたのは、まだ実になるもっと前(背丈以下)のマンダリンの木の枝切り作業でした。
プルーニングは初めてだった上にスーパーバイザーの話すペースが速く、田舎の方言みたいなのをよく使うので何一つ聞き取れず、ほぼ勘で仕事をしていました。
トマトピッキングの仕事は、トマトが自分の背丈ぐらいまでの高さまでなっているので、あまり腰には負担がかかりませんでしたが、ひたすらピックすると言う単純作業の上、炎天下だったのですごく時間が長く感じました。
そして暑さの性でトマトが腐り、異常にハエが発生し、それぞれの肩にハエが20匹ぐらい群がっていてびっくり。
最後にしたピーチのピッキングは他のと違い、マシーンに乗っての摘み取り作業でした。
徐々に動くマシーンの上で木の上になっているピーチを、そのマシーンのスピードに負けないように取る作業は子供心をくすぐるエキサイティングな仕事でした。
勿論取り残した場合は「ストップ」と叫んだら停まってくれますが、なるべくそれを言わないようにし、摘み取りのスペッシャリストになった気分でピッキングをしていました。
そしてこの仕事の醍醐味は何といっても仕事中に摘み取ったピーチをその場で食べれるところ!
一応、なるべく人の目につかないようにたべてました。(Just
in case)
チルダーズは日本人も少なく情報も余りありませんでしたが作物はいろいろあり、バンダバーグからもバスでピックメーカーが来るほどなので仕事は豊富にあったと思います。
カントリーサイドが好きな人なら、野生のカンガルーをキャラバンパークの敷地内で見れたりもするのでお勧めです。
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