ゴールドコースト Today

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　 日本とＮＺ、航空自由化で合意
２月１８日(NNA)

　 日本とニュージーランド（ＮＺ）の航空当局間協議が15〜16日、東京で開催され、成田空港の発着枠が27万回に拡大する2013年夏をめどに、成田空港関連路線の日本とニュージーランド間の航空自由化（オープンスカイ）を実現することで合意した。
そのほか首都圏以外の空港は即時自由化することなどを盛り込み、日本とＮＺ間の往来を現時点で可能な限り増やすことを目標にしている。

航空交渉は日本側は国土交通省航空交渉室、ＮＺ側はジョンソン・運輸省航空海事部長らが出席した。合意した項目は以下の３点。

◆13年夏をめどに、日本とＮＺが首都圏空港を含めた航空自由化を実現する

◆関西国際空港、中部国際空港などの首都圏空港以外の空港については即時自由化し、相手国で旅客、貨物を載せ、第３国へ輸送する「以遠権」も即時自由化する

◆13年夏をめどに、深夜早朝時間帯（午後10時〜翌朝７時）における羽田空港とＮＺを結ぶ便の就航

羽田の深夜早朝枠の就航を13年夏とした（豪州は即時実施）以外は、昨年10月に豪州との間で合意した航空自由化協定とほぼ同じ内容となっている。
国土交通省はＮＮＡ豪州に対し「双方にとってメリットがある内容」としている。

■日本側は運航なし

両国間の運航状況（11年冬期）は、日本側が運航なしで、ＮＺ側が週12便運航。ＮＺ側の内訳は、ＮＺ航空が日本航空（ＪＡＬ）とのコードシェアで、オークランド・成田便週４便、オークランド・成田・クライストチャーチ・オークランド便週３便、オークランド・関空便週５便となっている。

両国間の年間旅客数は08年が22万6,000人、09年が17万6,000人と減少したが、10年は20万3,000人とやや回復。ただし11年は東日本大震災の影響で、ＮＺからの旅客は大幅に減少したとみられている。

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