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中部海岸地域で洪水 NSW州
4月2日(AAP)
NSW州中部海岸地域では、コフス・ハーバー近辺のベリンジャー川の水位が午後8時には8.6mに達し、ベリンジェン住民1600人が孤立した。
緊急救助隊(SES)は、さらに上流でも住民1000人が、今後2、3日孤立する可能性があると発表している。
また、ニューリー・アイランドでは100世帯を避難させ、ベリンジェン、レプトンのキャラバン・パーク住人を避難させた。
コフス・ハーバーのコフス・クリークでは、1996年の水害水位に近い5.14mを記録している。SESは約60人を救助した。パシフィック・ハイウェイなどいくつかの道路も閉鎖された。
月が明けた1日、洪水は引いているが、同地域は依然として雨が続いている。
パシフィック・ハイウェイも、コフス・ハーバーを通過する部分は両方向とも開通しているが、ウルンガで依然通行止めになっている。
水害地域に設立された避難センターでは、住民が自宅に戻ることができるようになったが、さらに雨の予報が出ているため、当分オープンを継続する予定。
ドリゴ、ベリンジェン、コフス・ハーバーの病院が洪水で孤立したが、職員患者の避難はしていない。
鉄道もコフス地域で不通になっており、ドライバーにも、コフス・ハーバー、ベリンジェン地域の通行を避けるよう警報が出されている。
また、警察は、地域住民が、浸水の危険を感じるようならかなり早い目に避難するよう勧告している。また、緊急に必要な物だけを荷造りし、予め避難先を検討し、テレビ、ラジオなどで常に新しい情報に耳を傾けることなどを呼びかけている。
4月02日、(AAP)
