ゴールドコースト Today

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　 資源大手リオ・ティント、上半期65％減益
8月22日(NNA)

　資源大手リオ・ティントは20日、今年度上半期（1〜6月）の純益が前年同期比65％減の24億5,000万米ドルだったことを明らかにした。一次産品価格の下落に加え、拡大したアルミ事業の損失と資産の評価減、リストラ費用が大幅な減益につながった。21日付地元各紙が伝えた。

上期の実質ベースの利益は同54％減の25億7,000万米ドルだった。

ドゥプレシス会長は、最近の一次産品価格の上昇については慎重な姿勢を維持する一方で、長期的には新興市場の金属や資源に対する需要は高まっていくとの見方を示した。

同社は、日本と韓国、台湾の2009年度積み鉄鉱石価格が前年度比33％安で妥結したと説明。中国については、「このほかの顧客には暫定価格かスポット販売で供給を続けている」と述べている。上半期に生産した鉄鉱石の約半分はスポット市場で販売されたという。

オード・ミネットの資源アナリストであるピーター・アーデン氏は、リオの業績について「予想していた通り」と指摘。競合BHPビリトンが先ごろ発表した通期決算と同様の結果になったとしている。BHPの昨年度の純益は前年度比61.8％減となる58億8,000万米ドルだった。

同社がかねて表明していた通り、中間配当は無配となった。前年同期の中間配当は68米セントだった。

（NNA）

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