header photo ☆更新ニュース☆ オーストラリア巨大像写真集が出来ました。写真集からお楽しみください。オーストラリア一周旅行記をより詳しくリニューワル致しております。町の写真などもふんだんに加えておりますのでお楽しみください。医療情報も更に更新。医療制度の違い紹介ページも出来ました。!!!☆☆☆

ゴールドコースト Today

since: June 1989 サイト開設30周年!!
ワーキングホリデー駆け込み寺

go州記!! オーストラリア一周旅行記



マウントアイサからダーウイン編
 ノーザンテリトリー(NorthernTerritory準州)に入りました。

 各州をまたぐ時には野菜や果物類は持ち込めない事になっているので、ウエルカム看板の下でマウントアイサで購入していたサラダやバナナを昼食代わりに食べました。
 それにしても車外へ出ると聞きしにまさる暑さです。
体感温度では40度。たしか今は冬の筈だが、、、


ノーザンテリトリーの入り口

 さていよいよノーザンテリトリーの道路の走行開始です。
 とたんに目に入るのがこの写真道路標識

まず日本にはありません。断言!


 何だと思いますか?

回答はこのページの一番下です。
 それにしてもどこまでも平地です。

河路も枯渇している。荒地と言うよりも太古の時代から今まで何の変化も受けていない土地
と言った表現が適切だと感じる。


 海は広いな大きないな〜〜じゃ無かった。
土地は広いな大きないな〜〜月が昇るし日が沈む〜〜

何しろ広い!
両サイドず〜と奥に地平線が見られる。
道路は真直線で交通量も少なく幾らスピードを上げて走っても問題は無さそうです。


どこまで走ってもこんな景色

  クイーンズランド州を走行している時は、枯れ草の大きなお盆の中を走っている感じでもそのエッジには緑が有った。
しかしここでは全く緑がありません。
 地平線まで枯れ草が続き、青空と地平線の境界は全くの直線で描きあらわす事が出来る。

  ふと、「昴」の歌を口ずさんでいました。
 この歌に雰囲気が合う。


 昔、友人達がゴールドコーストに来る毎に、どこにでもゴルフ場が造れると言っていましたが、もし彼等がここへ来たら何と言うだろう。
 ゴルフ場などヤード単位をキロメートル単位にして造らなくては、、、一番ホールパー100なんてコースはどうだろう。
 まぁ客は来ないだろう。

 直線は人のもの、曲線は神のもの、自然は私のバイブルである
と言う言葉を残したバルセロナのあの造形美をコーディネートしたガウディを思い起こしながら直線道路をひた走る。

スーダンと言う町?を通過した。
?マークを書いたのは標識は有るのだが、家が一軒有るだけだったのと、手書き看板で「ソリー・ノーペトル」ガソリンは売ってませんと書かれていた。
 あれを町と言うのなら至る所が町だらけだ。

 しかしこのあたりだけは多少緑が有った。本当に多少だがやはり目が休まる。

 バークレーロードハウスに到着して燃料補給をしました。
さっきより更に高い。1リッターあたり122セントだった。
 冷たいオレンジジュースを買って飲んでいると、自転車で一周していると言う一人の女性が話し掛けてきた。

 彼女はタスマニア在住のドイツ人で、56歳で看護婦を退職し、思い立ってメルボルンへと渡り、自転車などを購入して走り始め、メルボルン−アデレード−アリススプリングス−ダーウィン−バークレーと約3ヶ月間かけて走ってきたとの事。今からクイーンズランド州を廻るそうだ。

 体格も普通の人で、わたくしなんか自動車で廻るのにも凄く気構えが要ったのに自転車で廻るとは凄いねと言うと、これも含めて何でもみんなやれないのでは無く、やらないのだよとのお言葉。
 丁度、禁煙の話しになって、自分の息子も吸ったり止めたりを繰り返している、禁煙もタバコを吸うのを止める気にならなかったら止められないのと一緒と言われ、痛い所をつかれた。
 3ヶ月間は宿を一度もとらず、総てテントか野宿だとの事で費用は本当にかけていない。風呂やシャワーはと聞くと、川や滝が有るでしょうとの話し。なるほど。
 白人、黒人、黄色人種のどれにも属さない赤人になっている彼女と「グッドラック」と言い交わし西と東に分かれた。

56歳のドイツ人おばさんの自転車一人旅

 地平線上に遮る何物も無い状態での西向き走行は、日没前一時間程はサンバイザーの下に太陽が有るので眩し過ぎて走行が出来ない。
 パーキングで休むのが普通だが、今日は西に雲が広がり、所々で陽が射してくる程度なので問題なく走行を続ける事が出来ました。

 ダーウィンからアデレードまで伸びるスチュワートハイウエイとの三叉路に来ました。
 名前の通りスリーウエイズと書かれたロードハウスへと入り燃料補給。
 このロードハウスに付いたとたんに目に入ったのが4両編成のタンクローリーだった。
 夕食を摂っている時に隣に居たその運転手に聞いた。



  昔は長さの制限は無かったから8両編成などが有ったが、今は法律で53メートルを上限とされているので、普通は3両だとの話し。
 彼の場合は小小大大とつないでいるので52メートルだとの事だった。
 バーで壁面を見ると昔のロードトレインの写真が貼られている。数えてみたら8両編成だった。8両ともなるとやはり普通の列車と言った感じだった。


 レストランから出た所で日本人のバイク野郎が2人木陰のイスに座っているので話しをした。
 彼等はパースを出発地点として、わたくしとは逆コースで廻っている。ここまでで2ヶ月を要しているとの話しだ。
これから走るコースでの注意点などを話し合った。見所等を聞いたが4WDじゃなくちゃ楽しめないと言う。
 彼等も総て野宿だった。

このあたりは水がまずいと言いながら蛇口からビンに水を入れている。おいおいおい、この水は飲めませんよと書かれているじゃ無いか。

 わたくしも感化されて生まれて初めての野宿でもしてみるかとダーウィンへと向かって走り出した。
 トラック用のパーキングへと車を入れエンジンを停めた。ここで野宿をするつもりです。
 夜8時30分を過ぎているにも関わらずじっとしているだけでも汗ばんでくる。
 スリーウエイズでは携帯電話が使えたのに100キロメートル程北へ離れた段階ではもう使えない。

 やはり野宿は無理かなぁ、眠られない。仕方なく又々車を走らせて真夜中2時53分レナーズスプリングスを通過した。

エリオット(Elliott)と言う町の手前40キロメートル地点で日の出だ、でも結構雲が多い。雲間からカーテンの様に陽が射しているのが幻想的で思わず車を停めて写真を撮った。

 人口50人程の小さな町に入って燃料を補給した。昨夜夫婦げんかでもしたのかと思うほど愛想の悪い夫婦だった。
小さな町と思ったが警察署も有るしガソリンスタンドが並んで4軒も有る。相変わらずアボリジニーが多くうごめいていた。

 少し走った所にニューキャッスルウオーターズ (NewcastleWaters)と言う昔の町並みが残されていると書かれた看板が有ったので3キロメートル程国道から離れるが入り込んで見た。
 突き当たりにロータリーが有り、銅像が立っていて、右に5軒程の古い廃屋が残されており、左には現在使用されている様な家が有った。ここでもアボリジニーが数人わたくしの車を凝視しているので、車で走り抜けただけで国道まで引き返した。

 マウントアイサのマクドナルドでアボリジニーに小銭を無心されてから、何故かアボリジニーに近づきたくないと言う気持ちがわたくしの中に醸成されている。

 後ダーウィンまで710キロメートルと表示が有った。
しばらく走行を続けると地平線の景色から樹林地帯になると言う標識が有った。樹林地帯と言っても樹木の高さはそんなに無い。
 樹林地帯の途中、日本人の様な若者が2人自転車で南下するのに出会った。クラクションで挨拶。
 しばらくすると又1台とすれ違った。今度はオーストラリアの国旗を後ろになびかせたショートカットのお兄ちゃんだった。

 ダマラーロードハウスでコーヒーとチコロールと言うのを初めて食べた。何が入っているのか判らなかったがソーセージをパイ皮で巻いた物を揚げた感じの食べ物だった。そう薦められた物では無かったが、飢えているわたくしには暖かい食べ物が心地よかった。
 眠気も払拭出来たので再度ダーウィンへと車を走らせ始めた。
 
 バークレーハイウエイよりこのスチュワートハイウエイの方が交通量も多く整備もされていて、何故かカンガルーの死体が少ないので走りやすい。時速140キロメートルで廻りが走っているからやむなくそれに追随して走る。
気が付いたら右手と顔の右半分が日焼けでヒリヒリ痛む。

 一号線の合流地点に来た。これからは国道一号線の走行だ。でもそれまでの一号線を覗き見ると現在走行しているスチュワートハイウエイの半分程の道路幅だった。ケアンズからの一号線は途中舗装も無いと聞いていたので、やはりこのコースを選択して正解だった様だ。

 第二次世界大戦時の空港が有ると書かれていたので立ち寄った。滑走路、兵舎、格納庫まで荒廃しているが残存している。全く開発の波が及んでいない所なので至る所にその爪痕が残っている。現在走行している道も当時の軍部が造った道を拡張した物だそうだ。



 45キャンプホスピタルサイトと書かれていたので少し入り込んでみたが、土地に看板が有るだけだった。当時の軍部病院の跡地だそうだ。

 マタランカ(Mataranka)という小さな町にアッパールーパー国立公園が有り、自然のわき水が有ると書かれていたので見に行きました。結構大きな規模で自然のプールまで有る。水量も有り、その流れも速い。入場料は無料。多くの人々が泳いでいた。こういう所でシャワーや風呂の代わりにしていたんだ。納得。でも町の中は白人は少なくアボリジニーばかりだ。

 キャサリーン(Katherine)と言う町へ着いた。丁度ブルームへ行く道との交差点に有る町です。結構大きな町でコールスショッピングセンターまで有った。飢えに悩まされているわたくしにはオアシス。ついつい多く食料を買い込み過ぎました。

 ダーウィン(Darwin)へは夜7時半に到着。
 
 ☆回答☆
実は速度制限の表示なのです。本来なら数字で表記する所ですが、この地区では制限速度無しなのです。

 だから今までの様に110キロメートル程度で走ると、後ろから来た車に風を切って追い越されます。
 わたくしも負けない様にアクセル全開!

でも愛車クレスタは180キロメートルのスピードでは結構不安定。押さえて150キロメートル程で区間を乗り切った。
 この州のパトカーは車体色がブルーで白色のチェック模様です。

 町に近づくと100キロメートル、80キロメートル、60キロメートル、50キロメートルと順に標識が有ります。
この標識は確実に遵守した方が良ろしいです。
 警察としては捕まえるのはここしか無いから。

上まで戻る 表紙に戻る 次ページ



ゴールドコースト
現在の気温と時刻
Click for Gold Coast Seaway, Queensland Forecast
天気はアイコンをクリック

旅行記メニュー
・・準備編
・・ゴールドコーストからマッカイ編
・・マッカイからケアンズ編
・・ケアンズ編@
・・ケアンズ編A
・・ケアンズ編B
・・ケアンズからチャーターズタワーズ編
・・チャーターズタワーズ編
・・チャーターズタワーズからヒュンデン編
・・ヒュンデンからマウントアイサ編
・・マウントアイサ編
・・マウントアイサからダーウイン編今あなたはここにいます。
・・ダーウインからブルーム編
・・ブルーム編
・・ブルームからカーナボン編
・・カーナボンからパース編
・・パース 生活@
・・パース 生活A
・・パース 生活B
・・パース 生活C
・・パース 生活D
・・パースからアリススプリングス編 @
・・パースからアリススプリングス編 A
・・アリススプリングスからアデレード編
・・アデレード生活@
・・アデレード生活A
・・アデレードからメルボルン編
・・メルボルンからキャンベラ、シドニー編
・・シドニーからゴールドコースト編
・・総集編(英会話編)(ハエ対策編)



☆お勧めサイト☆
オーストラリア・フルーツピッキング情報





・・・
・・・