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ワーキングホリデー駆け込み寺

go州記!! オーストラリア一周旅行記

アデレード生活　②

観光編

　毎日、毎日、博物館と図書館とインターネットカフェの往復だけでは意味が無いと考え行動パターンをかえる意味で、ちょっと観光もしてきました。
観光バスに乗っかってゴウアの港や真水と海水との堰を観たりして、ビクターハーバーへと行きました。
　そこには何があるかって？
夕方７時にその町へ到着したものですから店はどこも開いていません。いわゆる何もない！
　仕方なく酒屋でギネスビールを買い、バスの客達とシーフードとチップスで夕食。
　８時になってグラナイト島へと移動と言っても本土からは５００ｍほどしか離れていないので橋があります。
　この島全体がフェアリーペンギンの巣になっているところです。

この写真はチンクさんが昼間に行った時のものです。わたくしは夜に行きましたから乗れなかった。

　８時半頃からぞくぞくとペンギン達が我が家へと帰宅します。
　聞くと５０ｋｍも離れた猟場から帰ってくるのだそうです。帰ってきた親たちを迎えて子供ペンギンがピィピィと騒ぎます。
早くお土産をくれと騒いでいるのでしょう。

　この種類のペンギンは世界中で一番小さい種類だそうで、背丈は３５ｃｍ程しかありません。
　かわいい！
　でも夜中に帰って来るものだから写真が写せません。
と言うのもフラッシュをたくと彼らの目を傷めてしまうから禁止だそうです。

　マクラーレンバレーのワイナリーも行きました。ハーデーズを地図で探したが無い。
　ティンタラと言うワイナリーへ入ったらなんとボトルにハーデーズ・ティンタラと書かれていました。
な～んだここだったんだ。聞くとオーナーが何代も変わって今ではこの名前になっていると言います。

　その他のワイナリーも見ましたがバロッサのイメージが強すぎて記憶にも引っかかって居ない。、、実は、、飲みすぎの健忘症？

　昼２時に迎えに来た中型バスに乗ってそのまま１０人足らずの客を数カ所でピックアップし、色々と観光を重ね、８時半のペンギンさん。９時半頃までペンギン島で滞在し、わたくしの宿まで送りつけてくれたのが夜中の１１時１５分。本当に長時間の半日ツアーでした。

　ペンギン島へバスで行く時、マウントロフティ山脈を超えるのですが、この山脈は北のフリンダース山脈につながり、同時期に隆起した山脈です。
　国道Ａ１３号線を南下する段階で、何度もバスを停めてっと叫びたい場所がありました。
化石がバスから見える！！！次回は自分の車で来よう。勿論ホッシキングハンマーを持って。
化石の輸出手続きも勉強してきました。

　昨日は気温３３度の中、ボタニックガーデンまで歩いて行ってみました。
　スタート前によく地図を見て近道を探しておいたものだから思った程の距離は無かった。
真夏の花壇は悲しい程、哀れなものでした。
　サルビアも最盛期を過ぎ、ローズも多くがしぼみ始めて赤茶けた色合いを呈している。
でも緑は若芽をふんだんに含み、香りと共に心を和ませてくれました。
　予定ではその後、博物館と図書館とインターネットカフェへと回るつもりでしたが、８５００歩はきつかったので、そのまま帰宅。
汗が滝の様に流れ落ち、持ってたハンカチを絞るほどでした。

今日はもっとひどい。３７度！！

しかしカイロプラクターの予約を入れてあったので止む無く出発。
　カイロプラクターの所まで昨日探しておいた近道を通って２０００歩しか無いのにもかかわらず既に汗だく。

　以後、公園の中を近道したりでやっとインターネットカフェまで到着。エアコンはオアシスの様に感じた。

　最近、古生物学に埋没し、これはこうだろうと自分なりに想像をたくましくして翌日図書館で調べてみると、同じ事を考え既に学説として発表している・・・・ムー。
　で、気分転換に信長公記と西讃府志を取り出して眺めてみた。
　何も分からない古生物学から入るとよく時代を理解することができる。これもオアシスの様だ。

　　やっぱり気になる１億年前の「エロマンガ海」の名前。

行動パターンを変える事ができずに今日も朝一番で博物館。
面談できた○○博士！名前を聞いたのにすぐ忘れました。

　この名前を日本人に言ったら子供以外なら１００％の人が判ると言ったら。何故だと聞くので説明しました。
そっ、それはいかん、よし調べてみようと博物館内の彼の部屋へと行き、書庫から色々な本を取り出して探したがどこにも書かれていない。
　彼も意地になって今度は各州の博物館へと電話攻勢。でも判らず。
　クイーンズランド州の博物館からそんな名前の町が同州にあるとの情報から彼がＰＣに飛びつきインターネットでその町を探したらあった。

　「暑くて、風の強い平原」と言う意味だそうです。ここまでに約一時間を要しました。疲れた。

　一昨日はアボリジニーの辞典を４種類も見たが載っていなかったのに。
でも、疑問が解けてよかった。
　もし日本人がつけた名前だなんて言ったら・・・・まぁ、よかった、よかった。

　何しろ暑い。アコモデーションではエアコンの止まる暇が無い程です。明日も３７度と言う。
　宿の前のユニットに住んでいるおじさんが山へ行ってきた。すごく涼しかったと言ったので、わたくしも山へ行って滝でもみてちょこっと歩数を伸ばしてこようかなとも考えています。

ここの天気はどうなっとるんじゃー！！

　一週間前は１８度で長袖、長ズボンにセーター。それにジャケットまで持って出かけていたのに。
　２０度を越え、おー快適と思ったのもつかの間、３日前は３３度。一昨日は３７度。昨日は３８度！！

　エアコンはウナリッパナシ！
　上を向いてしか眠られないわたくしは２時間が限界の腰の痛みで目覚める。
それにエアコンがうるさくて睡眠不足に拍車がかかる。

　昨朝、目覚めて外へ出るとウー暑い！うだってる！・・・で、何をする気も起こらない。
　朝からビールです！５本目を飲み始めて在庫が無い事に気づいた、酒屋へ買い出しに行くにも外は熱暑だし、、、でも行かなくっちゃ。
　酔っ払っているのでビールを担いでの帰路、車に跳ねられてもつまらないが、跳ねる方はいいだろうと車のキーを回した。

　どういう思考方法をもっているんだろう。

　酒屋への途中の公園で、この暑いのにフェイトをやっていました。まぁ日曜市の様なものです。
　無事ビールを購入して帰宅。でも暑くって何をする気も起こらない。

　よしっと意を決してさっきのフェイトへとふらつく足で行きました。
　警察、レスキュー、アンバランス、消防などが展示。図書館の古書も販売。がらくたも並んでいた。犬のコンテストもやっていました。
　さっきは気づかなかったがパトカーが２台も停まっていました。
　わたくしは酔っ払っている勢いでガラクタと古書を数冊購入して、ハンバーグとビールを持って犬のコンテストを眺めました。

　スミコだのハナコだのポチなどの名前が聞こえ、見回したが日本人らしき人物は存在しません。
　何と一位から三位までを日本のスピッツが独占していました。
いわれてみるとやはりかわいい。昔、わたくしの幼少の頃、拙宅にも居たなぁと感慨深かった。

　ふと横の店に目をやると、これまた昔に六本木かどこかの瀟洒な店で見た様な人形が売られています。
　３才ぐらいの子供の大きさで後ろ姿は本物そっくり。
シャイドールです！うー又、衝動買い！

　黒いごみ袋を頭からかぶせ、靴を履いた２本の足がニューっと出ているのを右脇に抱え、左にはガラクタと古書を入れたビニール袋を３つぶら下げて、帰宅したのですが、途中出会った人は一様に子供の足を見ていました。
　キドナップ（ひとさらい）しているんじゃーないぞー！

　昨日あんなに暑くてどうしようも無かったのに、今日はなんと２８度だと言う。
　一週間で１８度から３８度まで上り、その翌日は２８度？どうなっとるのじゃ！！

　朝から米がなくなっているので買い出しに行きました。
　コンビニに毛が生えた程度の店だからかも知れないが、ロング米ばかりでショート米は２ｋｇ袋が２袋しかなかった。しかも４ドル８０セント！タカーイ！生産地に近い筈なのに。ぐちぐち、、、、、、

　久しぶりに街中へ出てきました。昨夜、アデレードボーイがオーストラリアンアイドルに選ばれたのと、クラシックカーラリーが今日から始まるのとで賑わっている。

１１月１６日、日曜日
　昨日は３８度もあった気温が今日は２８度で快適だ。
宿からインターネットカフェまで歩き出したが、途中でガバーメントハウスの公開日だったのを思い出して見に行った。

　わたくしの格好と言えばテニスウエアーにバックパックスタイル。
　年に一回の今では迎賓館として使用されているガバーメントハウスの公開にはそぐわない格好だが知ったことか。

　しかし、ゲートで仕事熱心な警察官はバックパックの中からパスポートから財布、ノート、本、何もかもを外に放り出し底の底まで丁寧に調べてくれました。
　どうしてかワインオープナーが入っていたのでそれだけを取り上げられた。
　それで何とか中へは入れてくれた訳ですが、さすがにフロックコートや、モーニングスタイルの人達がわんさか。
　目線は何故かわたくしに集まる。
　・・・・無視、無視。入った者の勝ちだ。　

　さすがに内部は英国皇室が使うだけの事はあります。
　久し振りに素晴らしい建物と内装で目の保養をさせて貰いました。
　知らなかったけれど、この国にも皇宮警察が有ったのだ。この暑いのに制服を着込んだ太ったおばさんが忙しそうに人々の応接をしていました。
　まぁ、目の保養もさせて貰った事だし、廻りの人々に比してわたくしの衣装は・・・・・だし、一時間程探索をして引き上げました。

　毎日の気温変化が多すぎる。３日前に２８度と気温が下がり快適に過ごした翌日にはまたまた３３度と戻り、湿気の有る高温は堪らない。
　そこで暑さをしのぐ為に山へと車を走らせました。
　普通なら海へ行くとかプールを選ぶのだろうけれど、わたくしの場合はいつも山です。でも海抜５００ｍ程の所ではやはり暑い。
　せっかく来たのだからとバックパックに化石探索七つ道具を押し込み散策に出かけました。
　一時間もウロウロしたが表層に出ている化石類は見当たらないので帰ろうと車を捜しましたが・・・あれ！
　車を停めた尾根に登るとき近道と思った道を選んだのが間違いだったか？
　このロフティ山脈は北のフリンダース山脈につながりゴンドワナ大陸だった頃、いわゆる恐竜時代に隆起した山脈で地形は日本の山に似ています。
　比高１００ｍー２００ｍ程の小さな尾根が入り乱れているのです。

たしかこの尾根の頂上に車を停めた筈だったが・・・・磁石を確認するが地図上での自分の位置がよく分からない。
一時間程うろうろして別の尾根上に出た時、あっ、あった我車だ！でも深い谷が邪魔をしている向かい側の尾根です。
　目標が定まった事だし深いジャングルの谷を避けて尾根を回って行くことにしました。
　途中小さな谷は越え、尾根から尾根へと移動し、都合３時間程も山の中を徘徊して、ようやく車のエンジンをかける事ができました。

　４時で閉まると書かれた山の中の「何とかボタニックガーデン」へ３時４５分に到着。
とりあえずトイレだけを拝借して宿まで帰った。何の成果も無い半日でした。

　夕食後何気なく見ていたＴＶに室内スキー場のＣＭを見ました。
テロップにアイススケートも有るそうだ。これだ！暑さ凌ぎには最高だ。
　早速電話をして営業時間を聞いた。ＡＭ１０時～ＰＭ４時、ＰＭ７時～ＰＭ１０時との事なので喜んで、また車を走らせ夜の部に参加。
到着した駐車場には車が１０台足らず。あれ！

　とりあえず、階上の入り口から入りました。ひんやり！あー気持ちんよかー！！でも夜の部は水曜日だけだった。
アイスホッケーの練習をしていたので半時間程眺めて帰宅。

　昨日は３７度！暑っつうーーで、一日中冷房機は止まることを知らず状況です。することもなくグターっと過ごしてしまった。おかげでビール８本、ワイン１本を消費しただけで一日が終わってしまった。

今朝はくしゃみから始まった。何と気温は２４度まで下がるそうだ。
　たった一日で１３度も気温が変化するか？
クレージーだ。体温調整がうまく働かない。わたくしの数億年前の先祖は冷血動物だったのかなぁ。

　まぁ、快適な日にぐちは止めよう・・・・今からまた博物館へ行ってちょこっと不明な個所を教えて貰い、後は、街中の探索でも致しますかな。

　博物館から呼び出しが有ったので飛んでいったらアデレードに着いてすぐ届けてあったアンモナイトの年代が判ったとの事。
　くっついている石に残存するポタシウム４０の数量を計測してアルゴンとカルシウムに変化する年代を割り出すのだが、これの半減期間は１３１０ｍｙａいわゆる１３億１０００万年で半分になるから、わたくしの掘り出したと言うか拾ったアンモナイトは１億６５００万年前のものだった。

　所有権は掘り出した者に帰属するが、寄付するか？と言われたけれど、一個しかないので次回はそうすると言って持ち帰って来た。机上の飾りにでもしますかな。

　それにしても、寒い。アデレードです。
つい先日までは冷房ガンガンだった記憶が確かにあるのだが・・・・あれは夢だったのだろうか？

　一昨日１９度。昨日は１８度！
　朝、目覚めて、今日は船に乗って川遊びをしようと宿を出ました。
なんだこの寒さは、と言うことで引き返し、Ｔシャツに半ズボンという格好を、ズボンだけ急いで替え、車で船着き場まで行きました。
　何と周りの人々は全て長袖です！ジャンバーまで着込んでいる人がいてます。
　出船の時間が迫っているので我慢をして乗船しましたが、寒さをしのぐ術を探すだけで景色を楽しむ事は出来なかった。
　何しろ風が顔に当たると痛みを覚える程だった。

　今日は１９度。昨日の学習で、下着にＴシャツ、その上に長袖のジーンズシャツ。下も下着に、ズボンと言った完全冬衣装です。
　明日月曜日からは徐々に気温も回復し、月曜日は２１度。火曜日は２５度。水曜日は３１度となるそうです。

　空は毎日青空で、雲は半分ぐらい。白い雲で気持ちはいい。
で、と言う事でも無いのですが、腰痛も全快では無いが予定滞在一ヶ月が来たので車を先へと進める事にしました。

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