header photo ☆更新ニュース☆ オーストラリア巨大像写真集が出来ました。写真集からお楽しみください。オーストラリア一周旅行記をより詳しくリニューワル致しております。町の写真などもふんだんに加えておりますのでお楽しみください。医療情報も更に更新。医療制度の違い紹介ページも出来ました。!!!☆☆☆

ゴールドコースト Today

since: June 1989 サイト開設30周年!!
ワーキングホリデー駆け込み寺

go州記!! オーストラリア一周旅行記



パースからアリススプリングス編 @
パース(Perth)からは素直に1号線を走らずにウエーブロックへと立ち寄るため、94号線を真東へと車を走らせました。
 昼食後のスタートなので100km程の所にあるヨーク(York)と言う街で投宿。
インペリアルホテルに宿をとりました。

宿泊したInperialHotel

どう見渡しても客がいない。
  受付をしたかわいい女の子に聞くと、今夜の宿泊はコックとその子とわたくしだけとのこと。
 名前は帝国ホテルと素晴らしいのだが部屋には電話も無く、風呂もシャワーもトイレも無い。
勿論TVも無く、ベッドサイドのランプも壊れたのが一つ。

教訓!田舎ではこういう由緒有る名前のホテルには泊まることは考えた方が良さそうです。まして夕食付きで60ドルなんて話しがうますぎた。


ヨークシティホール

 道路を隔てて向かい側にあるシティホールへと行きました。2階席に勝手に座った時は100年前のオペラを鑑賞する様な気分にさせてくれた。実のところ、わたくしの今までの人生ではオペラなどと言う文化からは100%遠ざかっていた。これからは少し考えを変えなくては。
 街に出て散策をしました、古い町並み、建物は見ていて心が安まる。しかし4時半と言う時間で有るにも関わらず開店している店は薬局だけ、ゴーストタウンだった。



 翌朝、寒くて目覚めたと言うか、ベッドに虫でもいたのか至る所がかゆくて眠られなかったと言うのが実状です。
 朝日も昇った事だし、古い街並みを写真に撮ろうとカメラを担いで散歩に出た。
  結局1時間程も歩いたのにたった一人の人ともすれ違わなかった。やっぱりゴーストタウンかここは?
 不動産屋が有ったので展示されている物件案内を見た。パースから100kmしか離れていないにも関わらず価格が安い、5万5000ドルから15万ドルで購入できる。
 でも買わない、いらない。
 と言う事で、誰も起きてもこないし、部屋にすくんでいても仕方がない。部屋の鍵をカウンターへと置き、脱走する様な形でホテルを後にした。 でも7時40分。

 以後120号線を南下。100km程で40号線へと東向きに方向を変え、200km先のハイドン(Hyden)の街へ。途中4km程舗装がなされていなかったが、太平無事に到着。
 街の案内看板に地図が書かれていた。横のガソリンスタンドで燃料を満タンにし、早速、ウエーブ・ロックへと車を走らせた。 近いもので昼前には到着した。


有名なウエーブロック

 いろいろと雄大な自然を満喫した後のウエーブロックには少し失望、インパクトが無かった。でも岩の上に登るとソルトレークが見えると書かれていたので、ウエーブロックを横目にただ単に登った。
 あった!ソルトレークだ〜!行こう!でも入場料6ドルも払ったので、、、、ヒポーズ・ヨーンも見たりして、一渡りは見回して元をとった。やっぱりわたくしはケチです。
 その入場料に異議あり!なんと車一台につき6ドル。バスで来ても6ドル。矛盾だ〜。
 車に戻った時の万歩計は6000歩を指していた。まぁ、エクササイズ代です。

 昼食時だがとりあえずソルトレークへ、、、湖の水が涸れて塩が砂状になっている。初めて見るソルトレークに感激しました。
 ふふふ、、塩の上を歩いてきました。でも中ほどまで行くと足元にじわーっと水が出てくるのであせあせ!

 この町で2泊するつもりだったが、こんな所で2日も3日もいても仕方がない。
 地図を見て計算するとアリススプリングスまで3600kmもあるじゃないですか!毎日500kmずつ走っても7日間もかかる。
 南極海を見る方が先だ急がなくっちゃっと、一路エスペランスへと向かいました。
 わたくしの地図ではハイドン(Hyden)から一号線までは未舗装道路と書かれていたが一号線に合流するまで完全舗装道路だった。
 道路の両サイドには地平線が見られ、左側は緑のジュータンを敷き詰めた様な地平線、右側は金色に輝く地平線です。
 いわゆる左側は緑青々とした畑で、右側は今日にでも刈り穫りが出来そうな小麦畑です。
 パースへと入る前に大麦の畑を見て、ここでは小麦の畑を見ました。 両方とも穂を見たがどうもその違いが良くわかりません。知識が無いのは辛いものです。
 しかし、ソルトレークは一目でわかる様になった。あたりまえか。

 道路脇に白い砂を盛り上げているのがあったので近づいて見ると塩です。まさかこのまま瓶詰めして売ってるって事はないだろう。
 至る所にレイクが点在しています。たぶんこのあたりもゴンドワナ大陸時代に浅瀬か水面下だったところなのだろう。
 
 レイクキング(Lake King)と言う街で食料を仕入れパーキングへと入って食べ始めましたが、 ハエの大群に押し寄せられ急いで車中へと逃れ、付いて来て車中にいるハエをエアコンガンガンでおとなしくさせ、 何とか空腹をいやしました。

 昨日よく寝ていないので途中睡魔に襲われ、何度もパーキングに車を寄せました。一号線に合流してから真夜中で全く灯が見えない。
 全くの雑木林の中を走行。一瞬高松の塩江街道を善通寺へ向かって走っている様な錯覚に陥いりました。一台の車にも逢わない。愛車が故障でもしたらどうしようと心細くなった。
 パーキングへと車を寄せ、星を観察する内に睡魔も遠ざかり、再度エスペランスへと走りましたが途中、 やはり睡魔には勝てずパーキングで爆睡。

 早朝3時にエスペランス(Esperance)の街へと入った。インフォメーションベイで見所を探した。
 エスペランスではクリフも無いし、イルカと遊ぶとか、クジラウオッチングを楽しむ事ぐらいしか無い。わたくしの興味を誘うものがない。
  半分まだ眠っている状態で港へと行き、ハーバーマスターオフィスの駐車場へ車を停め港全体を眺めた。
 沖に停泊しているコンテナ船にランチが走り、しばらくしてタグボート2艇が行動を開始。港の入口あたりに分かれて停泊。そこへランチがコンテナ船から帰ってくる。ランチは税関だったのだろう。
 ゆっくりとコンテナ船が動き出し、タグボートの所まで来て機関を停止。タグボートに引かれて接岸するまでのすべてを眺めていた。


止まっていた時計が動き出した様に廻りの人々が行動を開始しだした。

 8時になった。パースで修理を忘れていたウインドゥスクリーンの修理でも頼もうと、ウインドゥスクリーンオブライエンと言う店に入った。
 これは総て取り替えなくてはならないと言う。じゃぁ仕方がないので取り替えてくれと頼むとコンピューターを叩いて在庫が無いから明日又来てくれだ。
 丁重に断って今度はホッシキングハンマーを求めて4軒の店を廻ったがどこにも売ってない。
 止む無く地質学メインであるヌーラバー(Nullarbor)の各クリフに素手で向かう事にした。

 このあたりはゴンドワナ大陸から南アメリカ、アフリカ、アラビア、インドとアンデス山脈になる部分とが分離した時一時期海の底にあった部分だ。
 あっそうだ、この海の名前、一度聞いたら忘れられない名前、、、
 EROMANGA SEA エロマンガシーと発音する。誰が考えたんだろう、こんな名前。

 ノースマン(Norseman)を過ぎると東向き走行です。前半の旅と違って太陽からの直射日光は助手席側に 当たるので運転席は快適です。まだ、両手を合わせると右手が黒い。

 90マイルストレートという道路に入りました。本当に向こうのむこうまで見渡すことが出来ます。単調な真っ直ぐ伸びる道です。
 道路を横切るカンガルーや小さな動物達を総て避けて走っていたのに、ついに例のなまこの様なポニーテイルトカゲちゃんをブチっとひき殺してしまった。かわいそうに! 
 ピナクルズでは連れて帰ろうと思ったほどかわいい動物だったのに。

 カイグナー(Caiguna)まで50kmと言う地点で左側にホッシキングサイト(化石発掘現場)を見つけました!もちろんUターン。


化石探索現場

 かっ、かなり広い。深さは6m最深で、3m程度の所に一段ある。3時頃なのに誰もいない。まぁ何かを掘り出したので無用になったのかなぁ、、あっ、捨ててある石の表面に小さなアンモナイト!こっちは草の様だ!この地では珍しくもないのか切り出した石と同様に放置状態。
 とりあえず写真、、写真。一時間程一人ぽっちで広くて深い穴の中を徘徊して、メソゾイック紀の石を堪能して出発した。

 

 カイグナー(Caiguna)ロードハウスで燃料を入れ、店員に聞いた。えっ?ホッシル?ホッシキング?
 これを説明するだけで終わった。英語で一人の聴講生に講義をした様なものだった。しかも無料、、、勤労奉仕じゃ。。
 ここの町と言ってもロードハウスがあるだけだが、、、時間変更線で、45分だけ時計を進めます

 クックルビディ(Cocklebiddy)のロードハウスは真っ暗な中を走行してきてオアシスの様だった。しかもラスベガスの様に光かがやいている。
 「翼よ!あれがパリの灯だ!いや銀座の灯だ!まてよ新宿歌舞伎町の灯だ!」
 勿論、我車は夜光虫のごとく光に吸い込まれて行った。

 でも・・・・ガソリンスタンドの横にあるバーの前には10台程のバイキーギャングみたいなのがビール片手に我車を見ている。 燃料も先のカイグナーで入れたから満タンだし、えぇいと車を国道に戻し一路東進!

 でも睡魔には勝てずパーキングに車を寄せて仮眠。
疲れていたのか、6時間も眠った。

 4時半頃から走行を開始。5時21分日の出だ!
 地平線のすぐ上がオレンジ色に輝き、頭上の青空までの間が七色に彩られて輝く、美しい!

 ふと横を見ると又々ホッシキングサイトだ!勿論Uターン。
ここは深い。4段にも5段にも分けて10m程の深さまで掘り下げている。昨日のサイトより数段広くて深い。
3m程の段まで車で降りて徘徊をしているとカラスが一羽頭上1m程の所を横切った。多分近くに巣があったのだろう。

 カラスの攻撃を受けてはたまらないからと車へ戻る。
サイトの現状は完全に発掘を終えた場所と思える。ゴミがかなり投げ込まれていた。
 3mもの長さのアンモナイトが発見された国だし、このあたりは例の名前の海だった所だから ひょっとしたらここで見つけたのかななどと考えながら再度車を国道に戻し走行を始めた。でもまともに太陽を真っ正面に受けての 走行はきついので又々パーキングに停めて休憩。

上まで戻る 表紙に戻る 次ページ



ゴールドコースト
現在の気温と時刻
Click for Gold Coast Seaway, Queensland Forecast
天気はアイコンをクリック

旅行記メニュー
・・準備編
・・ゴールドコーストからマッカイ編
・・マッカイからケアンズ編
・・ケアンズ編@
・・ケアンズ編A
・・ケアンズ編B
・・ケアンズからチャーターズタワーズ編
・・チャーターズタワーズ編
・・チャーターズタワーズからヒュンデン編
・・ヒュンデンからマウントアイサ編
・・マウントアイサ編
・・マウントアイサからダーウイン編
・・ダーウインからブルーム編
・・ブルーム編
・・ブルームからカーナボン編
・・カーナボンからパース編
・・パース 生活@
・・パース 生活A
・・パース 生活B
・・パース 生活C
・・パース 生活D
・・パースからアリススプリングス編 @今あなたはここにいます。
・・パースからアリススプリングス編 A
・・アリススプリングスからアデレード編
・・アデレード生活@
・・アデレード生活A
・・アデレードからメルボルン編
・・メルボルンからキャンベラ、シドニー編
・・シドニーからゴールドコースト編
・・総集編(英会話編)(ハエ対策編)



☆お勧めサイト☆
オーストラリア・フルーツピッキング情報